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2021年度は住宅購入に関わる優遇制度が延長や新設されたことで、住宅の購入や売却の良いタイミングと言えそうです。期限を考慮すると、2021年の初めから動き始めた方が良いでしょう。
住宅ローン減税の控除期間13年が延長
- 住宅ローン減税とは、住宅ローン借入の際に金利負担の軽減をしてくれる制度です。
- 所得税、住民税の金額から控除されます。
- 住宅ローン減税が通常の10年よりも3年長く適用される特例措置の対象期間が延長されました。
- 2021/09 末までの契約、2022/12 末までの入居が対象 です。
国土交通省のシミュレーションによると...
- 建物2500+土地1000万円の住宅: 3500万円
- 住宅取得諸経費: 300万円
- 借入金: 3800万円
- 年利 (変動): 0.8%
- 借入期間: 35年
上記条件だと、住宅ローン控除額は初年度 259000円で、13年間の控除額は3089800円になります。
贈与税非課税枠が最大1500万円に
- 父母、祖父母等直径尊属から住宅購入資金の贈与を受けた場合、最大1500万円までの贈与が非課税となります。
- 2021/12 末までに契約した世帯が対象です。
すまい給付金は最大50万円
- すまい給付金とは、税金からの控除ではなく住宅購入世帯に現金を直接給付する制度です。
- 2021/12 末までに契約した世帯が対象です。
国土交通省のシミュレーションによると...
- 月額・賞与の額面計: 年収500万円
- 扶養家族1人
- 1人で物件を所有
上記条件だと、すまい給付金額は400000円です。